さて、一つ目の研究テーマで所信表明だけして中身を進める事なくさっそく二つ目のテーマに移ってしまいます…(笑)
僕の研究分野の一つが楽器音響なのですが、現在は主に沖縄の伝統弦楽器である三線の研究をしています。この楽器の発音機構を解明しているのですが(これもとても面白いのですが、それはまた別のところで紹介します)、ここではその研究ではなく、全く新しい楽器を創ってみたいなという欲求から、こんなテーマにしました。
世の中には様々な楽器がありますが、それぞれ発音機構ごとに分類分けがされています。弦楽器・管楽器・打楽器・膜名楽器などなど…。(分類にも色々あって、それもまた別途ご紹介します)近年で全く新しい発音機構の有名な楽器と言えば、「テルミン」でしょうか?手をかざして動かすと音が変わる不思議な楽器です。これは分野としては電子楽器で、何と楽器自体に手を触れずに音を出す事が出来るのです。(このコロナ禍においては便利な楽器かもしれませんね。非接触楽器という事で)
僕としては、今のところ電子楽器よりもアナログ楽器の方が好きなので、物理的に何か音が出るものを使って楽器を創ってみたいと思います。しかも、今までに全く使われていない音の出る仕組みを応用したものを探したいと思っています。中々すぐには見つからないと思いますが、日々、色々な音に耳を傾けながら、“新しい音”を探して、心温まる素敵な楽器を創りたいなと思います!!新しい音を見つけ次第ここにアップしていきたいと思います!!
今回は短いけど、これで終わります!以上