4粒目:真面目と正直の違い

大学の頃にちょっと考えていた真面目と正直の違いについて

もちろん、辞書を調べるとちゃんと説明のある言葉で、それぞれ別の意味があるものなのですが。どうも、しっくり来なくて昔いろいろと考えていました。結果、今までの定義を覆すような大した結論ではないのだけど、とりあえず下記のような捉え方がしっくりくるなということで落ち着きました。

というわけで、まずは僕の定義ですが、次のように考えています。

 

真面目:自分の信念に従う行為をとること

正 直:自分の心に従う行為をとること

 

要するに、信念と心の違い。信念とは、自分の人生において貫くべき生き方やルールのようなものだと思うので、信念があるというのはとても良いことだと思う。真面目な人というのはその信念を貫いて生きているのでとてもカッコよいと思います。一方,正直な人は自分の心に素直な状態なので、それはそれでとても魅力的です。

僕自身はというと、現状がどうであるかは分かりませんが理想的には、真面目であり、かつ正直でもありたいと思っています。信念は、その多くが、時として自分の心にそぐわないことでもやるべきだと判断することもあるかと思います。それは強い信念がなせるもので、とても力強く立派な振舞いだと思います。でも、それを続けると自分の心を疎かにして、次第に信念自体に揺らぎが出てくる気もするのです。どういう信念を持つか、ということになるのですが、自分の心を大切にし続けられる信念を持てたら良いなと思います。信念に従うことが自分の心に従うことになる、そういう状態でいられたらな…。そのために必要なことは、自分の心を認めてあげる、という事なのではないかと思うのです。自分の心の判断を、低く、あるいは甘く見てしまうから、予め決めておいた信念に従って行動した方が良い、という選択をしてしまうのではないかな。自分の心の判断をもっと信じてあげられれば、自分の心に従うこと自体が信念になるのだろうと思うのです。そういう状態を目指したいなと、この2つの違いを考えていた時に想ったのでした。

 

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